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防災関係
(1)火災対策(消火ホース格納箱・使い方)
(2)避難場所・給水・防災マップ
(3)非常時への備え
(4)防災倉庫・防災無線・AED等
(5)葛下川関係・過去の災害時の様子
火事の時の対応・災害時の避難場所等をまとめています。
上記の画像をクリックするとPDFファイル が開きます。なお、1枚パンフレットにまとめた防災情報(すみれ野通信 保存版・防災編)については【こちらから】ダウンロードできます。
(1) 火災対策(消火ホース格納箱・使い方)
自治会では、火災時の初期消火を可能とするため、消火ホース格納箱を自治会員向けに15か所設置しています。
万が一に備え、ご自宅付近の消火ホース格納箱と消火栓の場所を覚えておくと 安心です。
【 PDFファイルはこちら】
※設備にいたずらや不具合などがありましたら、【自治会情報提供・問合せフォーム】から情報提供をお願いします。
火災発生時の消火ホース格納庫の使い方
ホース格納箱は消火栓の近くに自治会が設置しています。
消火栓並びにホース格納箱周辺は駐車禁止です。5m以内の駐車は道路交通法違反となります。ご注意ください。
ホース格納箱の中には 「ホース(20m×3本)」「消火栓接続器具」「放水口」「消火栓コック」があります。
(1)火災発生時は、まずは119番に通報してください。
(2)呼び鈴を鳴らし「火事なのでみんな外に出てきてください!」と大きな声で呼び、協力者を集めます。
その後、消火ホース格納庫を躊躇せず開けて、初期消火をしてください。
ホースは20m×3本、つなげると60m分あります。ホースは接続して延長できます。
ホースが足りない場合は他の消火ホース格納箱にあるホースを持ってきて、延長してください。
一人ではできませんので、複数人で実施してください。
20mホースを2本接続した場合
消火栓に器具を接続します。
ホースには向きがあります。青色のリングがある方が消火栓(水の元)側です。
接続が完了して、ホースを伸ばしてから、消火栓のコックをひねって水を出します。
※注意※ 消火栓のコックを大きくひねると勢いよく水が放出されます。
いきなり強い水を出すと、放水口が振り回され、怪我をする可能性があります。
放水口は重い金属ですので、強い水の力で放水口が暴れると非常に危険です。
力がある人がしっかり放水口を持った上で、複数人で合図をしながら、徐々にコックをひねって水を出してください。
消火ホース格納箱関係Q&A
Q:ホース格納箱が開いています。
A:ホース格納箱は自治会で設置し、自治会で設置や維持管理をしています。気づかれた方は、中に内容物一覧の説明紙が入っていますので、お手数ですが、不足が無いかチェックをお願いします。開いている場合はふたを閉じてください。万が一、不足がある場合は、至急、自治会役員(組長・本部役員
・またはHPの連絡フォーム等)へご連絡ください。⇒【自治会への連絡フォーム】
Q:ホース格納箱の追加整備の予定はありますか?
A:ホース格納箱は現在15か所に設置しています。基本的に消火栓の近くに設置をしていますが、現在、概ね整備が完了している状態であり、新たに設置可能な場所もありませんので、追加の整備予定はありません。
(2) 避難場所・給水・防災マップ
災害時の避難場所
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すみれ野地区周辺の指定避難所は「真美ヶ丘西小学校」です。なお「香芝東中学校」「香芝高校」「真美ヶ丘東小学校」「下田小学校」「五位堂小学校」も指定避難所に指定されています。
「香芝東中学校」には災害発生時に医療救護所が設置されます。(ドクターヘリの着陸実績もあります)
その他の災害時の避難場所情報は 【こちら(香芝市のサイト)≫】
非常時の給水に関する情報
「おちあい公園」の地下には、上水道の管が大きく膨らんだような貯水設備があります。 常にきれいな水が流れており、滞留している水ではないので、非常時にも安心して利用できるとのことです。約1万人分の飲み水が常に溜まっており、万が一、断水が発生した場合でも、この貯水設備から取り出すことが可能です。
【非常用貯水槽について】この場所には、大規模な地震などの災害時に、皆さんの飲料水として活用できる非常用の貯水槽を埋設してあります。
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なお、給水は市によって実施されます。またすみれ野だけでなく、周辺地域全体での給水ポイントとなります。あらかじめ知っておけば安心です。
防災マップ
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香芝市総合防災マップは【こちら(香芝市のサイト)≫】 に掲載されています。
(3) 非常時への備え
巨大地震などの大規模災害が発生した際は、支援はなかなか来ないと考えておいてください。そのため各自での取り組みが重要となります。 また、直接被害が無くとも、近くで大きな被害が発生した場合、日用品が不足する場合があります。また停電や断水が長期化する可能性があります。
普段からの備え
災害発生時に困らないためにも必要なものは、普段からご家庭で準備しておくと良いでしょう。
特に「停電」「断水」「ガソリン不足」が発生する可能性があるため、備えておきましょう。
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自動車のガソリン満タン(停電時の電源、テレビ情報収集、一時待機場所として)
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モバイルバッテリー・ポータブル電源(スマホの充電、USBを電源にした機器の動作)
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カセットコンロ・ボンベ(停電・ガス停止時の調理、湯沸かし、冬場の暖の確保として)
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水タンク・水の備蓄(断水時の飲み水の運搬・調理用水、衛生用として)
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LEDライト・電池(停電時の照明として)
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クーラーボックス(夏場の食べ物の保管に)
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トイレットペーパー・ティッシュペーパー・衛生用品(一時的な品不足対策として)
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お米(災害発生時は、一時的に不足となります)
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ソーラーライト(普段から屋外に置いておくと、停電時でも夜間の最低限の明るさが確保できます)
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マスク・除菌用品(感染症等の流行時の対策として)
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カイロ(冬場の暖の確保として)
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家庭用消火器(万が一の火災発生時のため)
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大きなゴミ袋(袋としての利用以外の他にも、洪水時の浸入を防止するための「水のう」、防寒・防水用具して)
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笛(閉じ込め等の非常時)
賞味期限が比較的長い食べ物
一般的に非常食というと乾パンや専用非常食など普段食べないものをイメージしますが、賞味期限が長くて普段でも消費するものを少し多めに購入しておき、順次、古いものから普段使いすることで、無駄なくおいしく、非常時の対策が可能です。
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レトルトカレー(1〜2年程度)
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各種缶詰(1〜3年程度)
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お餅(1〜2年程度)
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カップ麺・スープ(半年程度)
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お菓子(チョコやスナック菓子など賞味期限が長いお菓子)
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お米
停電時の行動シミュレーション
長時間の停電が発生すると、以下のようなことが発生します。予め想像しておくと安心です。
・照明が消えます。夜は真っ暗になるので、スマホのライトが便利です。なお大容量のモバイルバッテリーがあると安心です。大型のポータブル電源があればなお安心です。
・停電が長引くと冷凍食品が解け始めます。冷凍庫の品を優先的に早く食べてしまいましょう。(スーパーなどでは冷凍食品を破格で販売する所も出てきます)
・自動車からはスマートフォンなどUSB機器の充電や100Vの電源をとることも可能です。(具備されていない場合は、シガレットから変換する装置が市販しています)。利用可能な電力(最大容量)にはご注意ください。
・調理したい場合、電子レンジやHIコンロは使えませんので、カセットコンロがあると便利です。
・ソーラーパネルを設置している場合、日中は「自立運転方式」で電気を得ることができます。自立運転への切り替え操作方法などは予めマニュアルで確認しておきましょう。
長期停電時は、自立運転を利用してUSBバッテリーやスマートフォン等を充電しておくと良いでしょう。
(4) 防災倉庫・防災無線・AED等
防災倉庫・備品について
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自治会の防災倉庫(山崎公園内に設置)では、鍬(くわ)・スコップ・三角コーン・拡声器などの用具を設置しています。
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土のう袋も用意しています。
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また溝の蓋(コンクリート製の蓋や、グレーチング)を外すための用具やレンチ(M16)を保管しています。
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大容量ポータブル電源、LED照明、電気ケーブルドラム等も保管しています。
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また電源コンセントも具備していますので、電気を使用することも可能です。
※緊急時などで、用具が必要な場合、本部役員までご連絡ください。
※防災倉庫へのいたずらや不具合、無施錠・開放状態となっている場合は、【こちらのページ】から情報提供をお願いします。
AED設置場所情報
現在、すみれ野自治会ではAEDは設置していません。(自治会館ができた後は、会館内に設置する予定です)
以下の場所にAEDが設置されているとの情報があります。
(奈良県の情報、香芝市の情報、日本全国AEDマップ:2020/5 確認)
「香芝メモリアルホール 泉屋」さん事務所(香芝市下田東3-1265-1、0120-905-594、国道165号線沿い)
「真美ケ丘西小」(南館東出入口)「香芝東中学校」「真美ケ丘東小」
五位堂駅周辺・・・「南都銀行」「りそな銀行」「大和信用金庫」「コスパ」「市田塾」「大倉歯科」「サン歯科」
西真美周辺・・・「宮崎歯科」「西真美自治会館」
※設置情報・撤去情報などがありましたら【こちらのページ】から情報提供をお願いします。
※設置者によっては撤去されている場合があります。
防災無線関係
市の防災無線スピーカーはすみれ野地域に設置されていません。
香芝市によると、設置は崖地や危険個所を中心に設置しており、現時点ではすみれ野地域の設置計画はないとのことです。なお、河川氾濫など危険な状態が想定されるときなどは、車両を巡回させスピーカーでアナウンスを実施するとのことです。
《令和6年8月追記》今後、市内で防災無線を整備する計画があるとのことです。
なお、自治会に連絡が入った緊急連絡については、「自治会メール配信」にてご案内します。自治会メール配信の登録は【自治会への連絡フォーム】 から実施できます。
(5) 葛下川関係・過去の災害時の様子
奈良盆地内の平坦な地形は、河川の堆積物によってできた場所が多くあります。そのためこれらの場所では洪水等の影響を受けやすい特徴があります。それに加えて、昨今の田畑・森林の減少により、雨水が直接、河川へ集中する傾向があります。そのため、普段はおだやかな葛下川も、大雨の時は 急激に水位の上昇等が発生します。
大雨の時は、河川には絶対に近づかないでください。
葛下川に関する情報
なお、山崎公園の地下には、葛下川では、洪水時などにあふれた水を一時的に貯水する遊水地(貯水施設)が設置されております。この地域は元々水に浸かりやすい傾向があったため、万が一の時でも 洪水が起きにくい対策がされております。
大雨の時の葛下川の様子
2017年9月12日の大雨の後の葛下川の様子(午前7時54分ごろ)です。
この時は、1時間に120mmの大雨がありました。この大雨で近鉄高田駅のガード下周辺が冠水・水没しました。また大和高田市内では床上浸水が発生しました。
雨が止んで時間が経った時点でも、まだ水量がありました。
台風の時の周囲の様子
台風では暴風により停電が生じることがあります。
2018年の台風21号
2018年9月4日、台風21号により、すみれ野地域で停電が発生しました。 停電は1時間程度で復旧しました。
2018年9月4日の台風直撃の様子(午後3時45分ごろ、土井撮影)
信号機が消えており、警察官が手旗信号で交通整理をしています。なお、この台風では、関西空港橋にタンカーが衝突したり、泉南地域では電柱がなぎ倒されたりと、周辺で大きな影響が生じました。
1998年の台風7号
過去に遡ると、1998年9月22日の台風7号では、暴風により香芝市内で多くの電柱がなぎ倒され、道路の通行止め・停電が発生しました。また家屋やカーポートが壊れる、樹木が倒れるなどの被害が多く発生しました。 香芝市では瞬間最大風速56.8m/sを記録しています。山からの吹き下ろしにより風速が上がったとのことです。
国道168号線・鎌田付近の様子(1998.9.22、土井撮影)
近鉄南大阪線では、尺土付近で鉄柱がなぎ倒される被害も発生しました。
(1998.9.22
NHKニュース関西より)
この台風では室生寺の五重塔が損壊するなど多くの被害が発生しました。
比較的9月に台風や大雨の災害が発生する傾向があります。ご注意ください。
洪水による路肩流出の様子
2007年7月16〜17日、大雨により、葛下川(付け替え前)がカーブしている地点で道路の路肩の流出が発生しました。現在では川も付け替えられており、護岸も改良されていますので、同様の事象の発生は起きないと想定されます。
近鉄とJRが交差する踏切の北側から国道165号の間の付近の様子(現在の旧葛下川遊歩道の最西部分)
(写真:国土交通省HP 災害情報 水害レポート2007 各地の水害状況(近畿地方) より)
なお、昭和57年8月1日頃は、台風10号に伴った大雨により、葛下川が王寺付近であふれ、王寺駅周辺が水に沈むという災害が発生したことがあります。
葛下川の付け替えによりすみれ野地域の浸水のリスクは減っておりますが、元々、葛下川沿いは地形上、水害が発生しやすい場所です。また、近年、田畑が急激に減少したことで、雨水を一時的にプールする力が落ちており、 雨水が川に集中しやすい状況となっておりますので、急激な川の水位の上昇が起きやすくなっています。念のため、ご用心ください。